この記事はこんな方におすすめ
モンテッソーリ実践園の種類や特徴を知りたい方
~この記事を読むとわかること~
「子どもの家」という名称でなくても、モンテッソーリ教育を実践する施設は多い
モンテッソーリ実践園は「認可外保育施設」「認可保育園」「幼稚園」「教室」に大きく分類できる
子どもが0歳のときに「モンテッソーリ教育」なるものを知った我が家。
まずは基本的な知識を得ようと、区主催のモンテッソーリ教育講座やWEB受講、日本モンテッソーリ教育綜合研究所主催の実践研修室での勉強会などに参加しました。
その結果、ホームモンテッソーリに加えて、2歳から小学校入学までの4年間は、モンテッソーリ教育実践園(子どもの家)にも通園。
「子どもの家」という名称でなくても、モンテッソーリ教育を実践する施設は多い
ホームモンテッソーリを続けていくうち、自分だけでは限界があることに気付いたのが、1歳頃。
家の近くに通えるモンテッソーリ教育実践園がないか、調べてみました。
参考:モンテッソーリ教育を実践している施設リスト
現在、モンテッソーリ教育を実践している施設は、日本だけでも約600~700ヶ所程度あるようです(実際の施設数は把握されていない様子)。
そのうち「子どもの家」と表記されているところは、50ヶ所もありません。
「〇〇子どもの家」「〇〇モンテッソーリスクール」「〇〇幼稚園」など名称はさまざまで、どこの施設がどのようなモンテッソーリ教育を行っているかどうかは、公式サイトだけで把握するのは難しいのが実情。
モンテッソーリ実践園は「認可外保育施設」「認可保育園」「幼稚園」「教室」に大きく分類できる
いろいろな名称があるモンテッソーリ教育実践園ですが、大きく4タイプに分類できるかと思います。
個人的に感じた特徴を以下に挙げましたが、施設(園)によって環境や教育方針はさまざま。
また、全ての先生が、モンテッソーリ教育の有資格者とは限りません。
認可外保育施設
モンテッソーリ教育の有資格者が、自宅などで運営されているタイプ。
戸建てであることが多く(マンションもありますが)、幼稚園のように基本5日/週、通います(お迎え時間は年齢によって異なる)。
少人数制が一般的で、園の雰囲気や方針は運営者によって大きく変わります。
こんな方におすすめ
- モンテッソーリ教育の基本的な考え「自己教育力」を重視した環境を整えている園を希望する方
- 異年齢混合の縦割りクラスに抵抗がない方
認可保育園
認可保育園でありながら、一部モンテッソーリ教育を導入しているタイプ。
「子どもの家」という名称がついていないところが多く、有資格者数や教具の充実度などは、園によってまちまち。
こんな方におすすめ
- 普通の保育園での通常保育を基本としたい方
- 少しでも早い時期(1歳頃~)から、モンテッソーリ教育を始めたい方
幼稚園
モンテッソーリ教育を導入した、学校法人などが運営する幼稚園タイプ。
あくまでも一般的な幼稚園なので、モンテッソーリ教育を受ける日が限られているケースがほとんどです。
こんな方におすすめ
- 一般的な幼稚園生活を基本としながらも、モンテッソーリ教育の考え方や環境に触れたい方
教室
週に1~2回など、習い事感覚でモンテッソーリ教育に触れるタイプ。
有資格者の自宅やマンションの一室などで行われることが多く、屋外活動やお弁当を食べる機会はほぼありません。
しかしながら、教具類が充実しているところが多く、資格を持つ先生がしっかり見てくれるところが多い印象。
こんな方におすすめ
- 一般的な幼稚園や保育園での園生活と、モンテッソーリ教育を受ける環境を区別したい方
- 遠方住みやスケジュールなどの諸条件から、毎日の通園が難しい方
今回は、モンテッソーリ教育の実践園の種類についてご紹介しました。
我が家は「認可外保育施設である子どもの家」に決めましたが、「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明」が交付された以降、条件を満たしていれば、特定子ども・子育て支援を受けられるようになりました。
特に個人で運営されている施設は、公式サイトだけではわからないことが多いので、気になる施設が見つかったら躊躇せず、まずは問い合わせてみることをおすすめします。
この記事のまとめ
「子どもの家」という名称でなくても、モンテッソーリ教育を実践する施設は多い
モンテッソーリ実践園は「認可外保育施設」「認可保育園」「幼稚園」「教室」に大きく分類できる