【テーブル選び応用編】台形か三角形か半円か?リビング学習がしやすい天板の形

2024年2月22日

台形か三角形か半円か?リビング学習がしやすい天板の形応用編

この記事はこんな方におすすめ

テーブル天板の形状別メリット・デメリットを知りたい方
リビング学習がはかどりやすい、テーブル天板の形を知りたい方

~この記事でわかること~

①「台形」は自由なレイアウトがしやすいが、複数台の組み合わせが前提

②「三角形」は、子どもと程よい距離を保ちながらも、声掛けがしやすい。一本脚タイプはぐらつきに注意

③「半円」は、円形と正・長方形のいいとこどり。壁付け、窓際、ソファの後ろなど設置場所も自由

今回の3種類のなかでは「三角形半円が、同率でオススメ!

前回の「基礎編」では、「正・長方形型」「円(丸)型」「ボート・楕円型」のテーブル天板について検証しました。

長方形か丸か楕円か?リビング学習がしやすい天板の形
参考【テーブル選び基礎編】長方形か丸か楕円か? リビング学習がしやすい天板の形

リビングやダイニングのテーブルを選ぶ際、多くの方が最初に検討するのは、おそらく長方形型。 でも、必ずしも、その形に縛られる必要はありません。 子どもはもちろん、家族全員が使いやすい天板を探している方必 ...

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今回は「応用編」として、他の形状のテーブル天板についてご紹介します。

テーマは変わらず「リビング学習がはかどるテーブル天板の形」!

後悔しないテーブル選び【応用編】
台形、三角形、半円の天板形状を比較!

今回の応用では「台形」「三角形」「半円」の3タイプをピックアップ!

台形」は自由なレイアウトがしやすいが、複数台の組み合わせが前提

【メリット】複数台組み合わせると、自由なレイアウトが可能に

台形」は、アクティブラーニング教室(習得した知識を練り上げてアウトプットし、発信し合う学び)などでよく採用されるテーブル。

複数台組み合わせれば、お部屋のスペースや人数、目的に合わせて、レイアウトに変化をつけることができます。

 

エダ

テーブルを2台組み合わせると「六角形
3台あれば「三角形」にと、フレキシブルに活用できます

 

【デメリット】台形の角度によっては、テーブル上の有効スペースが狭くなる

台形」のテーブルはラインナップが少なく、小さなサイズを複数台組み合わせて使うことに(ほぼ)なります。

壁付けは可能ですが、台形の角度によっては、アンバランスな印象になることも。

また、長方形型と比べると、テーブル上の有効スペースがやや狭くなります。

 

いろいろ知りたい人

台形型は、キャスター付きがほとんど。脚を固定して使いたい方にはあまりおすすめできません

 

三角形」は、子どもと程よい距離を保ちながらも、声掛けがしやすい。一本脚タイプはぐらつきに注意

【メリット】子どもと程よい距離を保ちながらも、コミュニケーションをとりやすい

三角形」は、それぞれがパーソナルスペースを確保しつつ、斜めに向かい合った人同士が声掛けしやすいのが魅力。

程よい距離感を取りつつ、ゆるく繋がることができるので「単独利用」「大勢でのコミュニケーションの場」など、あらゆるシーンに活用できます。

お部屋のデッドスペースになりやすい場所にもレイアウトしやすく、コーナーテーブルが欲しい人にも最適。

 

エダ

テーブル中央に文具や日用品などを置けば、三方向から手が届きやすい点も便利!

 

【デメリット】小さめサイズの場合、椅子が収納しにくくなることも

一方で、同じサイズの長方形型より、テーブル上の有効スペースはやや狭め

狭小サイズの場合、椅子同士がぶつかり、収納しにくくなることがあります。

 

いろいろ知りたい人

一本脚タイプの場合、天板のぐらつきを感じることがあるので、脚の本数や取り付け位置にも注意

 

 

半円」は、円形と正・長方形のいいとこどり。壁付け、窓際、ソファの後ろなど設置場所も自由

【メリット】曲線部分を使えば、子どもとちょうどよい距離感を保てる

半円」は、座る場所の制約がなく、席を柔軟に変更できる点が便利。

直線部分を壁付けしたり、ソファの裏側に配したりと、省スペースでも2人で座りやすいカタチ。

曲線部分を使って座れば、子どもとちょうどよい距離を保つことができます。

半円」を2台組み合わせれば「」型、さらに「長方形」と「半円」を組合わせると「楕円」型テーブルとして使うことも可能。

エダ

天板の角にぶつかる心配が少ないので、小さな子どもにも安心!

 

【デメリット】狭小サイズの場合、テーブル上の有効スペースが狭まりやすい

半円」は、横幅と奥行のサイズ、形状によって使い勝手が大きく変わります。

狭小サイズの場合、テーブル上の有効スペースが狭まり、ものが並べにくくなるので注意しましょう。

また、3本脚(天板の両端と曲線側の真ん中に脚が付く)タイプは、曲線側に3人で座ると脚が邪魔になりやすいので、2本脚か4本脚タイプを検討しましょう。

 

いろいろ知りたい人

半円テーブルは、椅子の位置によってテーブル脚と折衝しやすくなります

 

リビング学習がはかどるテーブル天板【応用編】

台形」「三角形」「半円」の3タイプで比べた場合

子どもと程よい距離を保ちながらも、コミュニケーションをとりやすい
三角形

または

壁付け、窓際、ソファの後ろなど設置場所も自由な
半円

がおすすめ!

 

この記事のまとめ

①「台形」は自由なレイアウトがしやすいが、複数台の組み合わせが前提

②「三角形」は、子どもと程よい距離を保ちながらも、声掛けがしやすい。一本脚タイプはぐらつきに注意

③「半円」は、円形と正・長方形のいいとこどり。壁付け、窓際、ソファの後ろなど設置場所も自由

今回の3種類のなかでは「三角形半円が、同率でオススメ!

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沼民(ヌマタミ)のエダ

二級建築士・インテリアコーディネーターです。 子どもにとっていい影響を与える「環境(家)づくり」「知力・心・体への働きかけ」、いい暮らしづくりに役立っている「インテリアコーディネーター(IC)・二級建築士」資格について紹介しています

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