この記事はこんな方におすすめ
リビング学習がはかどる、ダイニングテーブルのサイズ(幅と奥行)を知りたい方
~この記事でわかること~
①教科書とノート類を横方向に置く場合、最低限必要となる広さは「幅W700㎜×奥行D450㎜」
②教科書とノート類を上下(縦)方向に置く場合、奥行D550~600㎜のスペースを確保するのが理想
③ダイニングテーブルと後ろの壁の間は「幅600㎜以上」、人が通るなら「幅1000㎜以上」離してテーブルをレイアウトする
ダイニングテーブルを選ぶ際、リビング学習を想定してサイズを選ぶケースは多いもの。
大きめのテーブルは確かに使いやすいのですが、お部屋の広さや他の家具との兼ね合いもあり、むやみに大きなサイズを選ぶわけにもいきません。
今回は「リビング学習にも使いやすいテーブル寸法(幅と奥行)」に注目し、これだけはおさえておきたい選び方のポイントをご紹介します。
目次
『リビング学習』がはかどる、ダイニングテーブルのサイズ選び
教科書とノート類を横方向に置く場合、最低限必要となる広さは「幅W700㎜×奥行D450㎜」
リビング学習をする際、子ども1人あたりの必要寸法は「幅W700㎜、奥行D450㎜」程度。
「食事をするときより、プラス幅W100㎜」のスペースが必要になります。
対して、大人がPCを使って作業をする場合の必要寸法は、約「幅W700㎜、奥行D600㎜」。
子どもと大人が「横並びに座る」「向かい合って座る」場合、それぞれがゆとりを持って学習(作業)するには、
「W1800㎜×D900㎜」のテーブルサイズがおすすめです。
ひとまわり大きいW2000㎜×D950㎜サイズなら、新聞を読んだり、家事スペースとして活用したりと、より多目的で活用できるように。
人数 | 必要寸法の目安 W(幅)/D(奥行) | おすすめのテーブルサイズ |
子ども1人 (単独で勉強する) |
W700㎜×D450㎜ | W900㎜×D900㎜ |
子ども2人 (横並びor向かい合って座り、一緒に勉強する) |
W1400㎜×D900㎜ | W1600㎜×D900㎜ |
大人1人と子ども1人 (横並びor向かい合って座り、別々に作業や勉強をする) |
W1400㎜×D950㎜ | W1800㎜×D900㎜/W2000㎜×D950㎜ |
大人1人と子ども1人 (横並びor向かい合って座り、大人が子どもの勉強をそばで見守る) |
W1400㎜×D900㎜ | W1600㎜×D900㎜/W1800㎜×D900㎜ |
W1500㎜×D800㎜のテーブルでも、大人と子どもが同時に勉強や作業をすることはできますが、手狭に感じる可能性大!
教科書とノート類を上下(縦)方向に置く場合、奥行D550~600㎜のスペースを確保するのが理想
A4版の教科書を開いたときのサイズは、約縦300㎜×横400㎜。
そのため、奥行D450㎜以下のスリムデスクやカウンターでは、ノートの真上にドリルを置くなど、上下方向にものを並べにくくなります。
さらに、辞書やノートPCも近くに置くと、どんどん横方向にものを並べることになり、毎回手を伸ばすことになりそう。
ダイニングテーブルとは別に、スリムデスク(カウンター)を設置する場合、学習効率を損なわないよう、奥行D550~600㎜は確保したいところ。
特に、備え付け(造作)の家具は、簡単に撤去できなくなるので、ダイニングテーブルとは別にスリムタイプのデスクを置く場合、移動や買い替えが容易な置き家具(既製品)がおすすめ。
【既製品のデスクを配置した例】
子どもは「家族とコミュニケーションが取りやすい場所」を好みます。
ノートや教科書類を同時に並べて置ける、広いスペースが必要!
ダイニングテーブルと後ろの壁の間は「幅600㎜以上」、人が通るなら「幅1000㎜以上」離してテーブルをレイアウトする
4本脚のダイニングテーブル+背もたれ付きの椅子の場合
ダイニングテーブルの後ろ側のスペースと、通路幅が確保できているかどうかも確認しましょう。
子どもが椅子を引いて腰掛けるには、ダイニングテーブルと後ろの壁や家具まで、600㎜以上のスペースが必要です。
また、子どもが椅子に座った状態で背後に人が通る場合、ダイニングテーブルの後ろに、1000㎜以上の通路幅を確保できるかどうかの確認を。
2本脚(T字型など)のダイニングテーブル+背もたれ無しの椅子の場合
あまりお部屋の広さに余裕がないときは、4本脚のダイニングテーブルより、2本脚タイプのほうが省スペースで済みます。
背もたれがないスツールやベンチなら、子どもが腰掛ける際、ダイニングテーブルから後ろの壁や家具まで、500㎜以上のスペースがあればOK。
また、子どもがスツールやベンチに座った状態で、背後に人が通る場合、ダイニングテーブルの後ろに、900㎜以上の通路幅があれば、行き来しやすくなります。
あまりお部屋の広さを取れないときは、必要に応じて伸長できる、エクステンション式のダイニングテーブルを検討するのもあり。
ただ、伸ばしたり畳んだりするのが面倒くさくなることが多いので、慎重に選びましょう!
この記事のまとめ
①教科書とノート類を横方向に置く場合、最低限必要となる広さは「幅W700㎜×奥行D450㎜」
②教科書とノート類を上下(縦)方向に置く場合、奥行D550~600㎜のスペースを確保するのが理想
③ダイニングテーブルと後ろの壁の間は「幅600㎜以上」、人が通るなら「幅1000㎜以上」離してテーブルをレイアウトする