この記事はこんな方におすすめ
子ども用スツール(背もたれやひじ掛けがない椅子)の選び方を知りたい方
~この記事でわかること~
子ども用のスツール選びは、この点に注意するのがポイント!
①スツールの座面高さは「子どもの身長の25%前後」が目安
②素材と形状は「使うシーン」や「メンテナンス性」を考えて選ぶ
③回転機能付きスツールは、重量に注意する
子ども用の椅子を選ぶ際、テーブルとセットの椅子を選ぶ方は多いはず。
でも、その椅子が「背もたれ付き」の場合、一時的なスタッキングや収納がしづらくなったり、移動や持ち運びが大変になったりする場合があります。
そこで検討したいのが、小ぶりで持ち運びがしやすい、背もたれや肘掛けがないスツール。
子ども用スツール選びに失敗しないための、3つのポイントをご紹介します。
目次
子どもが使いやすいスツールの選び方
スツールの座面高さは「子どもの身長の25%前後」が目安
子ども用のスツールを選ぶときは、身長にあったものを選ぶことが大切。
椅子の座面高さは「子どもの身長の25%」がひとつの目安となります。
例えば・・・
子どもの身長が100センチなら、椅子の座面高さは「約25センチ」。
ちなみに、テーブル高は、身長の44%前後が使いやすい高さです(身長100センチなら、テーブル高さ約44センチ)。
下表は平均身長を元にしているので、お子さんの身長をもとに計算してみましょう 😀
参考:厚生労働省HP
子どもの年齢 | 子どもの身長(目安) | 椅子の座面高さ (身長×0.25) |
テーブルの高さ (身長×0.44) |
1~2歳 | 76~89㎝ | 19~23㎝ | 33~40㎝ |
3~5歳 | 95~110㎝ | 23~28㎝ | 41~49㎝ |
6~8歳 | 114~126㎝ | 28~32㎝ | 50~56㎝ |
9~11歳 | 132~147㎝ | 33~37㎝ | 58~65㎝ |
椅子に座ってテーブルに向かったとき、
「膝・腰・腕が90度の角度を保てる」
「テーブル天板と足の間に余裕があり、太ももが動かしやすい」
「足裏全体が、床につく」なら、ぴったりのサイズといえます。
素材と形状は「使うシーン」や「メンテナンス性」を考えて選ぶ
ダイニングや洗面所など、食べこぼしや水濡れしやすい場所に置くなら、メンテナンスがしやすい素材が一押し。
「張地有り」がお好みなら、ファブリック(布地)系は避け、PVCレザー(合成皮革)などの水や汚れに強い素材がおすすめです。
「張地不要」派なら、木製(調)スツールが使い勝手抜群。
なかでもウレタン塗装仕上げの木製スツールなら、メンテナンスの手間がほとんどかかることはありません。
「軽量&持ち運びしやすさ」を重視するなら、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリカーボネード製のスツールを検討してみるのもよいでしょう。
またスツールには、ベンチ型や折りたたみ型など、さまざまな種類があります。
なかでも、子ども用としておすすめなのは、座面の形状が「丸いラウンド型」または「角型のスクエア型」。
特に「ラウンド型」の座面は角が立っていないぶん、ぶつかりなどによる衝撃を和らげてくれる場合があります。
【丸い(ラウンド型)座面の特徴】
全方向から座りやすく、軽やかで柔らかい見た目。
丸型テーブルに合わせると、まとまり感が生まれやすくなります。
【角型(スクエア型)座面の特徴】
フラットな座面が多く、サイドテーブル代わりとしても使いやすいのが特徴。
壁面に沿ってスツールを数脚並べれば、本棚やディスプレイスペースとしても活用できます。
回転機能付きスツールは、重量に注意する
スツールのなかには、座面が回転する機能付きのものがあります。
座ったり降りたりする際にスムーズですが、一般的なスツールと比べて、やや重たくなってしまう点がネック。
金属製の回転盤や部材が附属しているので、6~7キロ程度、またはそれ以上の重量があると考えたほうが良いでしょう。
この記事のまとめ
子ども用のスツール選びは、この点に注意するのがポイント!
①スツールの座面高さは「子どもの身長の25%前後」が目安
②素材と形状は「使うシーン」や「メンテナンス性」を考えて選ぶ
③回転機能付きスツールは、重量に注意する