この記事はこんな方におすすめ
テーブル天板の形状別メリット・デメリットを知りたい方
リビング学習がはかどりやすい、テーブル天板の形を知りたい方
~この記事でわかること~
①「正・長方形型」は、1人あたりの有効面積が広くなるが、隣の席と近接すると十分なゆとりを持てない場合がある
②「円(丸)型」は、角型と比べて天板の有効面積が狭くなるが、隣の席と一定の距離がとれるのでゆったり座りやすい
③「ボート・楕円型」は、広いスペースを確保しやすく、隣の席とも近接しすぎないため、ゆとりを持って座りやすい
今回の3種類のなかでは「ボート・楕円型」のテーブル天板がもっともオススメ
リビングやダイニングのテーブルを選ぶ際、多くの方が最初に検討するのは、おそらく長方形型。
でも、必ずしも、その形に縛られる必要はありません。
子どもはもちろん、家族全員が使いやすい天板を探している方必見!
今回は「リビング学習がはかどるテーブル天板の形」に注目し、選び方のポイントをご紹介します。
目次
後悔しないテーブル選び【基礎編】
正・長方形型、円(丸)型、ボート・楕円型を比較!
「正・長方形」
「円(丸)」
「ボート・楕円」
「台形」
「三角・ひし形」
「コーナー」
「半円」
「六角形」
「勾玉・ひょうたん」・・・
天板の形状にはたくさんの種類がありますが、今回の基礎編では「正・長方形」「円(丸)」「ボート・楕円」の3タイプについて深堀りします。
「正・長方形型」は、1人あたりの有効面積が広くなるが、隣の席と近接すると十分なゆとりを持てない場合がある
【メリット】有効スペースが広く取りやすく、壁付けがしやすい
「正方形・長方形型」は、壁付けしやすく、キッチン近くやお部屋の中央付近など、レイアウトしやすいのがメリット。
丸型と比べると、角があるぶんテーブル上が広くなり、有効スペースが横方向に広がります。
子どもと対面するよう座ったり、真横に座ったりと、勉強を見守る際の位置取りも自由度高め。
お誕生日席を使えば、大人数で座れます。ベンチ型スツールとの相性も抜群
【デメリット】隣の人との距離が近すぎると、集中しにくくなる場合がある
一方、天板のサイズが大きすぎたり、横方向に長すぎたりすると、圧迫感を与えやすいのが難。
狭小サイズの場合は、隣の席との距離が近すぎて肘がぶつかりやすくなるなど、勉強や作業に集中しにくくなることも。
複数人で座った際、同じ長手方向に座る人同士の顔が見えづらくなるのもデメリット。
テーブルと椅子の脚部位置によっては、椅子をテーブル下に収納しづらくなることも・・・
「円(丸)型」は、角型と比べて天板の有効面積が狭くなるが、隣の席と一定の距離がとれるのでゆったり座りやすい
【メリット】子どもと適度な距離感を保ちつつ、コミュニケーションを取りやすい
「円(丸)型」は、狭小サイズでなければ真横に人が座ることが少なく、複数人で使っても適度な距離感を保つことができます。
また、どの席に座っても、顔を合わせやすくなり、会話がしやすいのがメリット。
やわらかなフォルムで空間を圧迫しにくいほか、省スペースにレイアウトしやすい点も魅力です。
万一ぶつかっても、天板に角がないので安心。椅子も自由にレイアウトできます
【デメリット】直線の壁にぴったり付けて配置するのは難しい
一方で、正・長方形のように、直線の壁にぴったりテーブルを付けて配置することはできません。
角がないぶん、長方形型よりテーブル上の有効スペースはやや狭め。
また、天板の端に4本脚を取り付けたタイプは、座る位置によって脚が邪魔になります。
直線型のベンチスツールは、見た目のバランスが悪くなるのであまりおすすめできません
「ボート・楕円型」は、広いスペースを確保しやすく、隣の席とも近接しすぎないため、ゆとりを持って座りやすい
【メリット】子どもとコミュニケーションしやすく、テーブルの有効スペースが比較的広い
「ボート・楕円型」は、角型(正・長方形)と、円(丸)型のメリットの両方を併せ持ちます。
なかでも楕円形型は、座った際に互いの顔を見合わせやすく、子どもとのコミュニケーションが取りやすいのがメリット。
そのうえ、円(丸)型に比べて長さがあるので、テーブル上の有効スペースが広がります。
短辺側の席も、比較的座りやすいのが嬉しいところ。
正・長方形に比べると圧迫感は少なめ。天板の角に頭をぶつける心配もありません
【デメリット】角が無い分、有効スペースが少なくなる&短辺側の席が使いづらい
長方形型と比べると、テーブル上の有効スペースは少なめ。
隙間なく、壁にぴったり付けることもできません。
天板の端に4本脚が設置されたタイプは、脚が邪魔になり、座りにくくなることがあります。
短辺側のお誕生日席は、有効スペースが狭くなるのがネックといえます
リビング学習がはかどるテーブル天板【基礎編】
「正方形・長方形」「円(丸)」「ボート・楕円」の3タイプで比べた場合
【お部屋の広さにある程度余裕があり、レイアウトの自由度が高いなら】
子どもとコミュニケーションしやすく、テーブルの有効スペースが比較的広い
「ボート・楕円型」がおすすめ
【お部屋がコンパクトで、テーブルを置くスペースにあまり余裕がない場合は】
有効スペースが広く取りやすく、壁付けがしやすい
「正方形・長方形型」がおすすめ
この記事のまとめ
①「正・長方形型」は、1人あたりの有効面積が広くなるが、隣の席と近接すると十分なゆとりを持てない場合がある
②「円(丸)型」は、角型と比べて天板の有効面積が狭くなるが、隣の席と一定の距離がとれるのでゆったり座りやすい
③「ボート・楕円型」は、広いスペースを確保しやすく、隣の席とも近接しすぎないため、ゆとりを持って座りやすい
今回の3種類のなかでは「ボート・楕円型」のテーブル天板がもっともオススメ